真っ白の危うさからくる失敗談

白って本当に沢山ある。

そんなこと、気づかない人も沢山いると思うけど、

白って本当に沢山あるんです。

 

厳密にいうと白が沢山あるわけではなく

黄色よりの白とか赤よりの白が白として存在しているだけ。

だからなんの混じりけも無い真っ白って本当に少なくて、

大体黄色とか赤とか混ざってます。

 

で、壁に白を使う事ってよくあると思うのですが、

壁に白のペンキで塗装する場合、真っ白は絶対に勧めません。

物凄く白浮きして、見た瞬間「白‼‼‼‼」ってまぶしくなります。

 

なので、大体黄色よりの白を提案することが多いです。

本当は黄色が混ざってるんだけど、それ単体で見たら白に見えて、

横に真っ白の物を並べて初めて

あ、これ白じゃない。ってわかるくらいのレベルの白。

 

 

で、今回自宅には少し挑戦して、壁の漆喰(しっくい)をもう少し真っ白に近い白にしてみた。

それは、素材がペンキと違って漆喰だから。

漆喰はコテで塗るのでコテ跡がつく。コテ跡がつくことで光が当たった時、陰影が生まれる。

単純な白に影の色が入る。

コテ跡はこんな感じ。


だから真っ白に近い白を選んだとしても、

ペンキみたいにペタッとした感じにはならないんだろうなと想像できたから。

というのと、照明の光の色を電球色(オレンジ色)にするつもりだったから、

そのオレンジがきれいに見える気がしていた。

影とか照明のオレンジとか、いい感じ。

 

それは大正解だったんだけど、 失敗は別のところで起きていて、

まず巾木。明らかにグレーに見えるよね。もっと真っ白にしとけばよかった。

さらに横のモルタルの壁、このモルタルのグレーとの対比が出来て、余計に目立つ。

コンセントの色の違いも超ーー気になる。


うーん。残念。

失敗談でした。


mille-feuille

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