言わなきゃ気づかない拘りシリーズ~カーテン~
カーテンについて
私はカーテンが大好きです。
カーテンの何がいいって、形が決まらずに、たわんだり、風に揺れたり、しばれたりするところ。
子供の頃から硬い物より柔らかい物、直線より曲線が好きな人間です。
色んな物に対して、自由に自分で形を変えたり崩したりして馴染ませたいと思いながら生きてきた。
(そんなこと思う子供ってもしかして変?)
カーテンって家の中のアートだなって思うのですが、(これも変?)
風で揺れるとなびいて形が変わって、天気によって見え方が変わって、光が当たって家の中の色が変わる。朝と夜でも違う表情になる。
めっちゃアートですよね。(変な人かな?w)
うちのカーテンはリネン100%です。レースもドレープもありません。
これまで、リネン100%のカーテンを住宅に提案したことはありません。(!!)
洗うと縮んで、直射日光で変色して、カーテンのヒダが均一では無くばらばらになりやすいから。
あと透けるから。だから大抵選ばれません。
え!?そこがいいんじゃないの!?
私はその多くの人がデメリットに感じるリネンの特徴が好きです。
だって、当たり前だから。
その当たり前の変化が欲しい。
この、縮んだり、日焼けしたり、ヒダが均一ではなくなるところ、
そんなに恐れることかな?って思います。
むしろ変化しないまま、いつまでもピシッとしてるカーテンに違和感を感じます。
まぁ、よく洗ってもヒダがきれいに保てるように、ヒダの形状記憶加工とか提案してたけど、
個人的には好きじゃなかった。
で、ようやく拘りポイントの話しですが、なんといっても裾の加工方法と長さ。
裾は3つ折りとかになってるのが普通なんだけど、裾だけはシャープに見せたくて、
写真のようなウエイトテープ仕様というものにしました。裾の始末が棒みたいになってるところです。
生地は真っ白ではなく少しグレーにしました。
うん、真っ白にみえますね!w 透け感最高。
私はこのマンションに決めてから、外からの視線を全く気にしなくなったので、
カーテンはレースのみか、リネンって決めてました。
住む場所で、カーテンも変えていいんですよ。
あとは、大体10センチくらい長くして、床にたわみを作ります。
リネンxたわみx透け感=最高!
以上、言わなきゃ気づかない拘りシリーズ~カーテン~でした。
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