素材の勝ち負け

色々な素材を提案しますが、

素材とは、例えば床材・壁紙・漆喰やモルタルなどの塗り材・タイル・人工大理石・ツキ板・合板・

テキスタイル・ステンレス・塗装・etc...

沢山ありますが、例えばリビングの床材に木の無垢材を使ったとして、

でもキッチンの床はタイルにしたいなと思ったとき

安いし、お手入れしやすいからという理由で

タイル調のビニールの床材を合わせたりすると、やっぱりその場合

無垢材の床にビニールの床って負けるんです。

この勝ち負けの感覚は、素材を選ぶときのとても重要な感覚としてあります。

ここにこれを使ったら完全に負けるわ、、とかね。

例えばうちのキッチン。

カウンターのタイルの存在感は凄いですよね、

で次に扉はどうしよう?ってなるわけです。

この扉はウォールナットの突板なのですが、

(突板というのは1mm以下に薄くスライスした天然木を合板に貼って厚みを出したもの)

この場合、木目柄のシートを扉に貼るのは完全にタイルに負けることになります。

この勝ち負けの感覚、個人的には素材の持つ奥行感のような気がしています。

結局、木目の柄って薄っぺらいんです。

漆喰の柄が入っているビニールクロスも。

うちの床(写真左側)は土足用の無垢材。

厚みも実際に23mmと普通の無垢材約15mmに比べると厚いので奥行を感じます。

横に何を並べるかって要注意です。

キッチンのテラコッタタイルも相当な挑戦でした。

テラコッタ柄のビニールの床みたいになったらどうしよう、、とは流石に実物を見ていたので

心配はなかったのですが、うるさくならないかな。と。

でもやはり本物の素材同士って調和するんだなと思いました。

このゴツイ洗濯カゴとの相性もさらにお気に入りポイント。

ここにプラスチックのカゴNO!


mille-feuille

リノベーションした自宅の事 仕事の事・自分の気持ちなど

0コメント

  • 1000 / 1000